- ハイエース用のベッドキットでどんな種類があるの?
- 商品がたくさんあって選べない…
- 使った感想を知りたい
夫婦や家族で車中泊するには、車内の床面積を拡張するベッドキットが必要だけど、商品がたくさんあって迷いますよね。
家族向けベッドキットの違いがわかり、最適なベッドキットを選ぶことができるよう商品を6つ選んで価格や性能、特徴、口コミをまとめました。
私は、自由で快適な車中泊旅行を趣味とするトシと申します。
ハイエースベッドキットの全体図
ベッドキットにはどんな商品があるのか、概要を把握するため、10種類のベッドキットを分類し価格を軸に整理しました。分類は進行方向に分割するタイプと、その他のタイプ。
価格やマット厚、多用途さを踏まえ6つの商品を選び、詳しく比較します。比較する商品は全体図の◎マークのある商品です。

ベッドキッドの特徴、口コミ比較
まずは進行方向に分割するタイプ(全体図の左側)の商品を比較します。3つともベッドの広さは奥行き184cm、幅152cmです。
社名 | WINGS | LINKS FACTORY | REVIVE |
床からマットまでの高さ:cm | 5段階調整:32・37・42・47・52 | 5段階調整:37.5・41・45・48.5・52 | 37 |
マット厚さ | 10mm | 45mm | 20mm |
価格(税込み) | 39,800円 | 58,080円+送料 | 141,900円+送料 |
口コミ | 組立が簡単。車体にぴったりフィットし隙間がない。他商品と比べコスパが高い。 | 組立が簡単。高級感がある。クッション性が抜群で、そのまま寝られる。 | REVIVE HPより:マットの配置を変えることで、ベンチやテーブルにも展開。木材を使用。収納あり。 |
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次に、その他のタイプを比較します。
社名 | You Ten | MGR Customs | ユーアイビークル |
特徴 | マット6分割 | 2段ベッド | 左右分離 跳ね上げ収納 |
床からマットまでの高さ:cm | 6段階調整:30・34・37・40・42・44.5 | 上段5段階、下段4段階 | 6段階調整:41・45・50・55・60・63 |
マット厚さ | 40mm | 25mm | ウレタンなし |
価格(税込み) | 29,800円 | 153,780円 | 209,000円+送料 |
口コミ | コスパ高い。マットが6分割で使いやすい。マットに段差ができる。 | ペット連れの5人家族でも車中泊できた。クッションも柔らかい。 | 左半分ベッドで右半分を収納し自転車を積め、汎用性が高い。 |
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タイプ別どの商品が、どんな人におすすめか
コスパ重視の方は、You Ten
You Tenは29,800円(送料込み)と最安。最安なのに、
- 低床仕様なのでマットの配置を変えればベンチとして使え、車中泊時の朝食を快適にとることができます。
- マット厚40mmと厚さが確保されています。
一方で、一部の口コミに「マットに段差ができる」とあり、品質に不安な面があります。初期不良であれば交換してもらえるので、商品が到着したら不良がないか確認すれば問題ないと思います。

You Tenは90日間保証ですが、往復送料は購入者の負担となります。商品到着後1週間以内であれば往復送料もYou Tenの負担となります。交換が必要かどうかの確認は1週間以内にされた方が良いです。



また、コスパ2位のWINGS(39,800円送料込み)は、良好な口コミ評価を得ています。WINGSの注意点はマット厚が10mmなので、ベッドに柔らかさを求める方は銀マットかなにかを敷く必要があります。

私は2年ほど、WINGSを使用しています。1泊であればマットのまま寝ても、硬さは気になっていません。(2泊以上は、まだ未経験)
ベッドのほかにベンチやテーブルとして使いたい方は、REVIVE
REVIVEはベッドのほかにベンチやテーブルとしても使え、また木材を使用しているので家具風で落ち着いた雰囲気を作り出せます。
ベンチ利用に関しては、床からマットまでの高さが37cmなので、マット上の高さに余裕がないかもしれません。

私は身長177cmで、標準ハイエースにのっています。床からマットまでの高さを32cmとすれば、背筋を伸ばしてマットに座れます。REVIVEは37cmなので、頭が天井についてしまうかと思います。
床面積を最大限、拡張したい方は、2段ベッドのMGR Customs
MGR Customsは2段とも高さを調節したり、別々に取り外すこともできるため、用途に応じて柔軟に使えます。注意点は、
- 上段ベッドの奥行き144cm、幅159cmと奥行きが短いことと、
- ベッドを2段使うときは、ベッドの上に座る高さを確保できないことです。

ベッド1段の商品でも床を使う(寝る)ことで、2段分のスペースは確保できます。しかし床に寝ると高さがなく寝返りしにくかったり、荷物の置き場に困ったりしました。



自転車のような背の高い荷物をのせたい方は、ユーアイビークル
ユーアイビークルは左右別々に収納(跳ね上げ)できるので、荷室の使い方を柔軟に変えることができます。例えば移動時は左側だけ収納スペースとしてベッドを使い、宿泊時は左右両方ベッドにするというような使い方ができます。
注意点。紹介した商品はウレタンなしの商品なので、ベッドに柔らかさを求める方は銀マットかなにかを敷くか、ワンランク上の20mmウレタンの商品を購入する必要があります。



まとめ
- コスパ重視の方は、工夫次第でアレンジができるYou Ten
- ベッドの他にベンチやテーブルとして使いたい方は、REVIVE
- 床面積を最大限、拡張したい方は、2段ベッドのMGR Customs
- 背の高い荷物をのせたり柔軟な使い方をしたい方は、ユーアイビークル
がおすすめです。
私はWINGSを購入しました。購入を決めたポイントは
- コスパが高いこと
- 口コミ評価が良いこと(不安になるような口コミがない)
- ベッド高さが床から32cmと低くでき、ベッドの上を広く使うことができること
- マットの硬さは、必要であれば銀マットを追加したら良いと考えました。
みなさまの参考になれば幸いです。楽しい車中泊旅行になりますように^^
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