- 屋外で運動をしたいけど猛暑だから外出できない…
- エアロバイクを買おうと思ったけど、種類が多すぎて選べない…
- アパートでも音の問題は大丈夫?収納スペースが心配…
そんな悩みを抱える方に向けて、この記事ではエアロバイクのメリットや選び方、目的別のおすすめモデルを解説します。
エアロバイクのメリット、効果、留意点
エアロバイクは天候に左右されない自宅で本格的な運動ができる
エアロバイクの最大の魅力は、自宅で運動ができること。外が猛暑でも大雨でも関係ありません。外出不要なので、仕事終わりや空いた時間にすぐ取り組めます。
また有酸素運動ができるエアロバイクを選べば、室内でもウォーキング以上の運動量を確保できます。時間や場所の制約から解放され、快適な環境で運動を習慣化できることが強みです。
エアロバイクは健康維持やダイエット効果がある
エアロバイクは、以下のような健康効果が期待されます。
- 全身の血流を促進し冷え性や肩こりの改善
- 運動により気分転換ができ、ストレス軽減
- カロリー消費によるダイエット効果
- 太ももやお尻、ふくらはぎの筋力維持・向上
- 有酸素運動による心肺機能の向上
エアロバイクの大きさや静音性に留意
留意点は、
- 自宅に設置スペースが必要なこと
- 音が気になる場合があること
が挙げられます。
しかし省スペースや静音性の高い機種を選ぶことができます。
エアロバイクの選び方
【一覧表】タイプ×負荷方式の対応表と代表モデル
エアロバイクの種類は、バイクの形(タイプ)とペダルへの負荷の与え方(負荷方式)により分類できます。
バイクの形(タイプ)は5種類あります。
タイプ名 | 特徴 | メリット | デメリット |
---|---|---|---|
スピンバイク | ジムにあるような本格タイプ | ・トレーニングに最適 ・強負荷に対応 | ・重くて大きい ・高価格帯が多い |
Xタイプ | 折りたたみ収納できる | ・省スペース ・軽量・移動もラク | ・負荷が弱め ・耐久性がやや劣る |
アップライトタイプ | 一般的な自転車タイプ | ・省スペース ・初心者向き | ・負荷は中程度 |
リカンベントタイプ | 背もたれ付きでシニア向き | ・膝や腰にやさしい ・安定感がある | ・場所を取る ・負荷はやや低め |
ミニバイク | ペダル部分だけの簡易タイプ | ・省スペース ・机仕事中にも使える | ・負荷が弱い ・安定感が低い |
ペダルへの負荷の与え方(負荷方式)は4種類ありますが、マグネット負荷方式が主流となっています。
負荷方式名 | 特徴 | メリット | デメリット |
---|---|---|---|
マグネット負荷方式 | 磁力の強さで負荷を変える | ・静音性が高い ・メンテナンス不要 ・軽量、安価 | ・強負荷に不向き ・細かい調整は難しい |
電磁負荷方式 | 電子制御で磁力を調整 | ・高精度で負荷調整が滑らか | ・高価 ・本体が重い |
摩擦負荷方式 | 物理的に押し付けて負荷をかける | ・強負荷に対応 | ・音が出やすい ・摩耗による交換が必要 |
ベルト方式 | ベルトの張力で負荷をかける | ・滑らかで静か ・安価 | ・強負荷に不向き ・長期使用で劣化する |
このほかの選ぶポイント
エアロバイク選びでは、以下の要素を押さえると失敗しにくくなります。
項目 | ポイント |
---|---|
価格帯 | 1万円台〜10万円以上 |
サイズ | 占有スペース(折りたたみ可否) |
静音性 | マンションやアパート、夜間使用では重要 |
付加機能 | 心拍計、スマホスタンドなど |
保証期間 | エアロバイクに限らず要チェック |
目的別おすすめエアロバイク3選【2025年最新版】
迷ったらこれ!コスパ高い:FITBOX LITE
- 価格:5万円前後
- 特徴:サイズが小さめで、静音性とデザイン性が高い
- おすすめポイント:
- スピンバイクだから負荷の幅が広い
- マグネット負荷方式だから静かで滑らかな漕ぎ心地
- メーカー2年保証
- 気になる点:
- 口コミ「サドルが硬い」と書き込み有り
- 対象身長は145cm~175cm
- 心拍数計測が付いていない
- 適している人:エアロバイク初心者〜中級者全般
静音&省スペース|賃貸・夜間でも安心:ハイガー HG-QB-J917B
- 価格目安:2万円前後
- 特徴:静音・軽量・コンパクト
- おすすめポイント:
- Xタイプだから、折りたたんで収納できる
- マグネット負荷方式だから静かで滑らかな漕ぎ心地(使用時はアップライトタイプ)
- デジタルメータ・心拍グリップセンサー付き
- 気になる点:
- 口コミ「ジムの経験がある人には負荷が軽い」
- 連続使用時間は30分と短め
- 対象身長は155cm~180cm程度
- 適している人:アパートやマンションにお住まいの方、収納重視の方
シニアにも優しい:ALINCO AHE7020
- 価格目安:5万7千円前後
- 特徴:リクライニング式シートで膝や腰に優しい
- おすすめポイント:
- マグネット負荷方式だから静かで滑らかな漕ぎ心地
- 背もたれ付きで、幅広シートだから安定感抜群
- 心拍数計測機能つき
- 気になる点:
- 本体(幅60cm、奥行132cm)が大きい
- 対象身長は150cm~180cm程度
- 適している人:シニア、リハビリ目的の方
実際に使ってみた|FITBOXレビュー
FITBOXを購入した動機
当時、私は30代後半で自家用車で通勤しデスクワーク中心の仕事で、さらにコロナ禍でもあり運動不足だと感じていました。また書籍「脳を鍛えるには運動しかない!」の影響を受け、運動不足解消を目的にFITBOXを購入しました。
「脳を鍛えるには運動しかない!」は、継続的に運動すると思考力が高まり、感情が安定し、人生の質の向上につながると述べており、印象的な言葉をご紹介します。
- 運動は脳の機能を最善にする唯一にして最強の手段
- 運動は老化の進行を阻むことのできる数少ない方法のひとつ
FITBOXを選んだ理由は、
- 静音性(夜間でも運動できる)
- 有酸素運動(120分連続使用できる)
- 価格(健康への投資と思える金額)
週に3回〜4回、1回あたり30分程度の運動を2年ほど継続しました。その後、新たに登山という趣味ができたことで、一時的にFITBOXの使用を中断していました。しかし猛暑や忙しさから登山に行く時間を確保できなくなり、今年からFITBOXを再開しています。
使用して感じた良かった点・気になった点
良かった点
- 朝でも夜でも時間帯を気にせず運動できる静音性
- テレワークや家事のスキマ時間に自宅で運動できる手軽さ
- しっかり負荷をかけられる運動強度や連続使用時間
- 製品に対しても、健康維持に関しても、コスパが良い
気になった点
- FITBOXには心拍数計測や記録する機能がない(私はスマートウォッチを購入)
- 継続して使っているとサドルが硬いと感じる(私はサドルを交換)
- 負荷調整ダイヤルは段階的で細かな調整はできない
- 私の身長177cmに対して、製品の対象身長145cm〜175cmだったので、やや膝が伸び切らない
まとめ:あなたに最適なエアロバイクで健康習慣を
エアロバイクは、目的や住環境に合わせて最適な1台を選べば、運動不足解消の頼もしい味方になります。天候に左右されずに自宅で手軽に取り組めるメリットは大きく、またお金に代えがたい健康への投資と捉えると、エアロバイクはコスパが良いと思います。
高性能なのに価格を抑えたモデル、夜間や集合住宅でも安心な静音タイプ、そして高齢者やリハビリに最適な安定感のある機種など、目的や環境に応じた選択肢があります。あなたにフィットする1台を見つける参考にして頂ければ幸いです。
※「エアロバイク」はコナミスポーツ株式会社の登録商標です。本記事ではフィットネスバイクを指す言葉として、より広く浸透している「エアロバイク」という名称を使用しております。
コメント