- ハイエースにベッドを設置して、家族で車中泊したい。
- ベッドは自作が良いか、市販ベッドキットを買うか。
- 自作のコスパに惹かれつつも、時間がないし、きれいに仕上がるか不安。
DIYの経験がある方なら「自分で作れば愛着も湧くし、コスパも良い」。でも時間や道具の確保、作業の手間、そして走行中や寝たときの安定感…これらを考えると躊躇してしまう。
この記事では、自作ベッドと市販ベッドキットを比較し、コスパ良く簡単に設置できる市販ベッドキットを紹介します。
ハイエース用ベッドは自作か市販か、どっちを選ぶ?
後悔しない選択をするために「自作ベッド」と「市販ベッドキット」のメリット・デメリットを整理します。
自作ベッドのメリット・デメリット
メリット
- 材料費が安い
コンパネ(12mm厚、1820×910mm)×2枚:5,000円前後、木材フレーム・ネジ・クッション材込みでも、合計約15,000~20,000円程度で収まります。 - 自由度が高く、愛着が湧く
ご自身の好みに合わせ、オーダーメイドが可能です。手間をかける分、愛着が湧きます。
デメリット
- 道具と時間が必要
丸ノコ、ドリル、サンダーなどを自前で揃える必要があり、設計も含めた作業時間は2〜4日かかります。工具を持っていなければ、揃えるだけで数万円が必要です。 - 安全性・強度に不安
家族が寝たときのガタつきや、走行中の振動に耐えられるか不安が残ります。 - 仕上がりに差がある
プロ仕上げほど美しくならず、DIY感が出てしまう。
市販ベッドキットのメリット・デメリット
メリット
- 設置が早く、簡単
工具不要モデルも多く、説明書通りに組み立てれば30分以内で完了。旅行、直前に設置することもできます。 - 寝心地・クッション性に優れる
マット厚10~45mmのモデルがあり、厚みがあるほど快適に眠れます。 - 強度・安全性が高い
ハイエース荷室にしっかりフィットし、補強バー無しでも耐荷重200kgと十分な強度があります。 - 見た目がキレイ
レザーやカーペットなど表面素材を選べ、内装と合わせることができます。
デメリット
- 価格帯が広く、選択が難しい
3万円~20万円台と幅があり、性能とコスパのバランスを見極める必要があります。 - 安価モデルには品質に不安な面も
一部の口コミに「マットに段差ができる」とありました。
こうしたメリット・デメリットと私の実体験を踏まえ、手間と費用を抑えた市販ベッドキットを3つ厳選しました。
【コスパ最強】You Ten
You Tenは29,800円(送料込み)と最安。最安なのに、
- 低床仕様なのでマットの配置を変えればベンチとして使え、車中泊時の朝食を快適にとることができます。
- マット厚40mmと厚みが確保されています。
- 持ち運びやすい6分割構造
口コミでは「6分割で使いやすい」「梱包がコンパクトで女性でも扱える」「マットを外しやすくベッド下が使いやすい」と好評です。 - 補強バーつきで安心感あり
- 工具不要で、すぐ設置
一人でも1時間以内に設置可能と好評。 - 悪い評価:一部の口コミに「マットに段差ができる」とあり、品質に不安な面があります。

You Tenは90日間保証ですが、往復送料は購入者の負担となります。商品到着後1週間以内であれば往復送料もYou Tenの負担となります。交換が必要かどうかの確認は1週間以内にされた方が良いです。



【売れ筋】WINGS
WINGS(39,800円送料込み)は、良好な口コミ評価を得ています。
- 専用設計でピッタリフィット
「造りが丁寧、マットの取り付け・取り外しが簡単」と好評。 - 寝心地も満足度高い
「10mmクッションでもシュラフと併用すれば快適に眠れる」との口コミ。 - 簡単設置で、品質も上々
「30分程度で設置できた」「国産でコスパ良い」と好評。

私は2年ほどWINGSを使用しています。1泊であればマットのまま寝ても、硬さは気になっていません。マットに柔らかさを求める方は銀マットかなにかを上に敷く必要があります。
【品質重視】LINKS FACTORY
LINKS FACTORY(58,080円+送料)は、今回紹介した中では高価ですが、
- マット厚45mmで寝心地◎
クッションが丁度良くストレスなく使えると好評。 - 国内生産にこだわり、改良を重ね高品質
ベッドとベッドの境目にへこみができない工夫や、ガタつき・異音を防止するフレームに改良。 - 無料でオリジナル刺繍
「刺繍がかっこいい」「高級感がある」と好評。

友人がLINKS FACTORYを使用しているので、試しに寝てみました。クッションが効いていて快適な寝心地でした。



【まとめ】コスパ良く簡単に車中泊を始めるならベッドキットがおすすめ
自作と市販を比べると、
比較項目 | 自作ベッド | 市販ベッドキット |
---|---|---|
材料費 | 約1.5万〜2万円 | 3万円〜20万円台 |
必要工具 | 丸ノコ・ドリルなど | 工具不要 or 簡単工具のみ |
設置時間 | 数日 | 30分〜60分 |
寝心地 | 技術による | クッションの厚みを選べる |
強度・安全性 | 技術による | 専用設計で安定感あり |
見た目 | DIY感あり(愛着につながる面もある) | レザー・カーペット仕様で美しい |
手間と費用を抑えた市販ベッドキットは、
- コスパ重視なら You Ten(送料込み 29,800円) 楽天で商品をみる
- 専用設計・口コミ重視なら WINGS(送料込み 39,800円) WINGS HPでみる
- 耐久性・品質重視なら LINKS FACTORY(58,080円+送料) 楽天で商品をみる
市販ベッドキットなら、簡単に家族が快適に使える車中泊環境を整えられます。自作の手間とリスクを考えると、手堅く市販ベッドキットを選ぶのが良いと思います。ベッド下の収納やベッド上のテーブルをDIYでアレンジするのも良いかもしれません。
ベッドキットの詳細比較は、「価格やマット厚、多用途さを詳しく比較!」をご覧ください。
みなさまの参考になれば幸いです。楽しい車中泊旅行になりますように^^
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